稲わらの主な供給先

藤本畜産(豊後高田市)


藤本畜産1

大分県豊後高田市森で畜産農業を営んでいる藤本信一さんです。藤本さんは約30年前に就農している肥育農家のプロフェッショナルです。

藤本さんは家族を中心に、交雑種を中心とする肉用牛500頭を飼育し水稲や飼料作物の栽培など大規模な複合経営を行い、耕畜連携や循環型農業の展開、牛の品質向上、低コスト化を進め、またH.17年より自動エサやり機を導入したりと、高所得のモデル経営を実現していることに加え、後継者の育成、今後の経営の発展が期待されています。


藤本畜産2

牛の安全な餌を、国産稲わらをなるべく自分たちで確保して、その不足分をわたしたちグリーンスマイル大分へ依頼してもらっています。

また藤本さんはH.17、H.18年に大分県畜産共進会交雑種の部でチャンピオンを獲得、第2回全日本枝肉コンクールでも優秀賞を受賞されています。

■藤本さんより一言

今後もグリーンスマイル大分には良質な稲わらを確保し、わたしたちに提供し続けてください。
その若い力で大分の肥育農家のため頑張ってください。


冨賀見牧場(豊後高田市)


冨賀見牧場1

大分県豊後高田市草地で肉牛肥育農家を営んでいる冨賀見君男さんです。H.18年大分県畜産共進会肉牛の部でグランドチャンピオンに輝いた黒毛和種「寿恵1」を育て、約30年のキャリアを持つ人物でもあります。


冨賀見牧場2

冨賀見さんのこだわりは牛へのエサの与え方や健康管理等です。子牛を購入後6ヶ月間はそのエサとなる稲わらや牧草にビタミンAを強化したものを加え、それ以降は稲わらの割合を増やしたりして、とにかく子牛がよく食べて育つような工夫をされています。


ここでもわたしたちグリーンスマイルの収集した稲わらが利用されています。

■冨賀見さんより一言

グリーンスマイル大分のみなさんには大分県の肥育農家が稲わら確保に困らないように、これからも品質の良いものを提供し続けてください。
みなさんには本当に感謝しています。


株式会社 豊国畜産(中津市)


豊国畜産1

大分県山国町守実の株式会社豊国畜産の牛舎の和牛はすべて一頭毎に日本登録協会の証明書が添付されています。肥育出荷頭数二千頭の実績と経験により、適切な健康管理及び栄養管理の元、安全性を第一に飼育されています。


この牛舎の豊後牛の飼料として、わたしたちの収集した稲わらとその他に 圧ペン麦、とうもろこし、ビール粕、良質乾草 などを与えていますが、平成14年10月より、業界ではじめて「米(耶馬渓産)」を粉砕して与えています。



豊国畜産2

またその独自の販売方法等…についてその内容がTV、ラジオ、新聞等で広く報道されました。


豊国畜産HP:http://www.houkoku.jp

■西郷さんより一言

山間部に位置しているので、なかなか良質な稲わらの収集ができないので、グリーンスマイル大分のみなさんには本当に感謝しています。


有限会社 ウエストファーム(玖珠)


ウエストファーム1

H.3年の大型の台風19号によって、玖珠地域の森林は壊滅的な被害を被りました。その地域に、玖珠地域の活性化や後継者不足の問題を解消するために、H.6年1月に有限会社 ウエストファームが設立されました。


ウエストファームは、わたしたちが収集した稲わらやパイナップル粕(パイナップルジュースの絞り粕)やバイオバガス(さとうきびの絞り粕を特殊醗酵加工したもの)などの安全な飼料を利用しています。


ウエストファーム2

そして現在ではトレサビリティー(個体履歴証明)に基づいた安心・安全な玖珠牛を全国に流通し、地元に和風創作料理「だいご」を出店されたりしています。

■斉藤さんより一言

現在3社のコントラクター組織と取引をしていますが、グリーンスマイル大分のみなさんには良い品をいつも供給してもらってとても感謝しています。


真玉牧場(豊後高田市西豊玉)


真玉牧場1

豊後高田市西豊玉にある真玉牧場では、肥育牛800頭(和牛80、乳用250、交雑種470等)を桑原さんご家族4人で家族経営をされています。経営の特徴として、雄牛を活用した繁殖肥育一貫経営やH.17年には哺乳ロボットを導入して全品種に早期の離乳を促したり、H.14年とH.18年にロータリー式発酵堆肥舎整備を導入したりと、「低コスト生産」を目指されています。その飼料となる稲わらは桑原さん自身も自給生産もされていますが、足りない分をわたしたちグリーンスマイル大分の稲わらも利用されています。


真玉牧場2

今後は息子さんの勝洋さん、真二さんが中心となって経営規模を拡大したり、県内のスーパーに、真玉牧場のパネルと一緒に生産した牛肉を販売されたりと、消費者に安全・安心な牛肉をたくさん提供出来るような経営を目指されています。

■桑原さんより一言

いつもありがとうございます。


温見地域畜産振興会(豊後大野市朝地町)


温見地域畜産振興会1

温見地域畜産振興会のある豊後大野市朝地町(温見・梨原・志屋・小川野・鳥屋)地区は大分県西南部の標高500~600mに位置しており、広大な山林原野で平坦地の少ない山間地域です。この場所は農業生産にとって厳しい条件下ですが、昭和30年以降農業振興策で肉用牛やシイタケを行い始めました。


現在のこの会の会員数は24戸でうち16戸が肉用牛繁殖とシイタケの複合経営を行っています。またH.19年度には第38回大分県農業賞営農集団・銘柄産地の部で最優秀賞と、H.18年度畜産大賞優秀賞地域畜産振興部門で賞を受賞されています。


温見地域畜産振興会2

その中でもわたしたちグリーンスマイル大分のゆかりが深い羽田野洋朗さんは、ご夫婦で60頭の牛(成雌牛54頭、育成牛6頭)を肥育されています。その牛たちの肥育のエサは主にわたしたちグリーンスマイルの収集した稲わらを使用されて、その年間の使用量は84tにものぼり、それでより良い子牛を育て、その経営内容の改善に日々努めています。


また羽田野さんは、九州農政局長賞平成12年、大野郡畜産振興会グランドチャンピオン賞を平成12年度に受賞など、数々の受賞暦をお持ちです。


温見地域畜産振興会3

そして、地域の皆さんは平成15年に朝地町里の駅「やすらぎ交差点」を創立され、地域農畜産物とその加工品の直売、食堂部門の併設などして地域の情報拠点づくりを行っています。ここでしか購入できない「よくばりコロッケ」や「もーちゃんおにぎり」、また朝地地域の産品を使用した人気料理「椎茸定食」や「朝地牛ステーキ丼」なども人気があります。またあらたに新商品も近日中に発売されるそうです


おーい朝地HP:http://homepage2.nifty.com/asaji

■羽田野さんより一言

いつもありがとう。これからも頼むよ。


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